品質保証の取り組み

飼料製造における安全・安心のための取り組み(飼料の品質保証)

飼料の安全性確保のため、飼料安全法を遵守する仕組みを構築し、各工程におけるリスク管理を行っています。
品質管理の工程がうまく機能していることを監視するシステムを構築するとともに、人材育成に取り組むことで、常にお客様の求める品質の改善・向上を目指しています。

  • 飼料安全法(飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律)とは、人の健康をそこなうおそれがある畜水産物等が生産されることを防止すること、畜水産物等の生産が阻害されることを防止することを目的とした法律です。

原料

飼料の安全性確保のためには、まず、安全な原料の調達が求められます

飼料で使用される原料は、輸入穀物(とうもろこし、マイロ、麦類等)や、搾油粕(大豆油粕、なたね油粕等)、そうこう類(ふすま、米ぬか等)、魚粉、脱脂粉乳、飼料添加物(ビタミン・ミネラル他)など、多岐に渡ります。
安全性確認のため、受入前の原料規格等の確認、原料により国内・海外の現地視察、成分・有害物質のモニタリング実施、原料受入時の検査等を行っています。

受入前 > モニタリング > 受入時検査

配合設計

飼料の配合設計に当たっては、品質の確保はもちろん、法令を遵守する仕組みを導入しています

お客様のご要望 求める性能・最新の栄養理論 畜水産物の安全性確保 > 1.人によるチェック > 2.システムによるダブルチェック > 3.配合率の決定

製造

工程をハザード分析し、未然防止策・管理手法を設定しています

工場の工程におけるハザード分析を行い、食品安全に影響を与える要因を特定、未然に防止・管理する仕組みを構築するための対策を講じています。

原料受入 > 粉砕 > 計量 > 混合 > 加工 > サンプリング > タンク or パッキング > 出荷

ハザードの例

生物学的ハザード

有害微生物による汚染防止など

化学的ハザード

有害化学物質混入防止など

物理的ハザード

異物混入防止など

具体的活動

原料情報収集、原料検査、飼料添加物の適正管理、適正な加熱処理、混合精度確認、製品検査、在庫管理、工場防疫対策、5S活動の徹底

製品評価に対する対応

お客様の声・ご要望を真摯に受け止め、お客様に満足して頂ける品質を実現します

フィード・ワンでは、営業担当者が生産者の方々を訪問し、生の声をお聞きしています。
目には見えない飼料の安全性確保については、上記の通り取り組みを推進しています。
また、お客様から頂いたご要望・クレームについては、改善に向けた財産として、情報集約・データベース化しながら、改善を進める取り組みを行っています。