フィード・ワンのサステナビリティ

サステナビリティ方針

「おいしさのみなもと」である「配合飼料」を核とする食のバリューチェーンを担う私たちの事業は、自然の恵みと社会基盤の上に成り立っています。人・社会・環境との調和を図り、経営理念と行動規範に基づく活動を通じて、すべてのステークホルダーの皆様から信頼を得られるよう努めるとともに、持続可能な社会の実現に貢献します。

5つのマテリアリティ(重点課題)

フィード・ワングループは、当社の中長期的な企業価値の向上と持続可能な成長に向けた経営課題としてマテリアリティ(重点課題)を策定しています。当社のマテリアリティは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の17のゴールにも関連付け取り組みを推進しています。

「おいしさのみなもと」から食のサプライチェーンを支える 安心安全な飼料と食品の安定供給を通じて、日本の食生活を支えます 飼料を通じて環境と社会の調和を図る 資源循環型社会の実現を目指すとともに、気候変動、生物多様性に対する取り組みを推進します 人々の豊かな暮らしに貢献する 畜水産業界の発展に貢献し、人々の持続可能な豊かな暮らしづくりに貢献します 食の未来を創る人材を育成する 誰でも活躍できる環境をつくるとともに、新たな価値を創造する人材を育成します 社会から信頼される組織をつくる 社員一人ひとりが高い倫理観を持ちガバナンスを強化します

One’sアクション(主要施策)

フィード・ワンは、特定したマテリアリティに対する主要な施策を「One’sアクション」として落とし込み取り組みを推進しています。また、One’sアクションを関連部門ごとの中長期的な取り組みに紐づけるとともに、KPIを設定することで進捗を管理しています。

One'sアクション一覧
マテリアリティ(重点課題) One'sアクション 貢献するSDGs
おいしさのみなもとからサプライチェーンを支える
~安心安全な飼料と食品の安定供給を通じて、日本の食生活を支えます~
大型投資及び設備更新による安定供給体制の維持
2 飢餓をゼロに
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任 つかう責任
飼料原料の安定確保
人々の豊かな暮らしに貢献する
~畜水産業界の発展に貢献し、人々の持続可能な豊かな暮らしづくりに貢献します~
持続可能な畜水産業の実現に向けた技術開発
1 貧困をなくそう
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
全てのステークホルダーにおける人権の尊重
飼料を通じて環境と社会の調和を図る
~資源循環型社会の実現を目指すとともに、気候変動、生物多様性に対する取り組みを推進します~
生物多様性保全の推進
(環境負荷低減、資源循環、資源保護の推進)
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
17 パートナーシップで目標を達成しよう
GHG排出量の削減
食の未来を創る人材を育成する
~誰でも活躍できる環境をつくるとともに、新たな価値を創造する人材を育成します~
多様な人材の活躍推進(DE&I)
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
8 働きがいも経済成長も
10 人や国の不平等をなくそう
働き方改革、人事制度の拡充、健康経営の推進
次世代リーダーとエキスパート人材の育成
社会から信頼される組織をつくる
~社員一人ひとりが高い倫理観を持ちガバナンスを強化します~
衛生・安全・労働環境(HSE)の強化
8 働きがいも経済成長も
10 人や国の不平等をなくそう
12 つくる責任 つかう責任
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
品質保証体制の強化と変化への対応
適切な情報開示
サプライチェーンマネジメントの強化
客観性・透明性の高い経営に向けたコンプライアンス体制の強化

マテリアリティの特定・見直し

フィード・ワングループは、2020年に自社とステークホルダー双方にとって影響が大きいテーマとして3つのマテリアリティを特定しました。その後、当社グループを取り巻く事業環境や社会課題の変化を鑑み、2024年の「中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」の策定に合わせてマテリアリティの見直しを行いました。

マテリアリティの見直し・特定プロセス

以下のプロセスに則りマテリアリティの見直し・特定を行いました。

STEP1
内部レビュー
関連部門へヒアリングを実施し、マテリアリティに対して設定した取り組み目標の進捗と妥当性を評価するとともに、中期経営計画2026における事業戦略を確認しました。
STEP2
外部環境分析
サステナビリティに関する外部環境の変化について、最新動向を調査・整理しました。また、各動向が当社事業に及ぼす影響を分析し、当社グループに関連の深い社会課題を抽出しました。
STEP3
マテリアリティの見直し・特定
外部環境分析結果と「社会・ステークホルダー」および「当社グループ」における重要度を鑑みて、重要度の高い5つの課題をマテリアリティとしました。
STEP4
施策(One’s アクション)の設定
マテリアリティから落とし込まれた中期経営計画における事業戦略を基に関連部門と協議のうえ「One’s アクション」を設定しました。最終的にサステナビリティ委員会で議論のうえ、経営会議の承認をもって決定しました。