クロマグロ養殖

1986年からクロマグロの種苗生産技術の研究に着手。
天然資源に対する負担を軽減し、持続可能な水産養殖技術として完全養殖クロマグロの研究を行っております。


持続的な水産資源の活用のために

近年、日本のみならず海外においてもマグロの消費量が増加する一方で、国際的な天然資源保護に向けた漁獲規制が強化されつつあります。

将来に向け、持続的な水産資源の活用とクロマグロの供給を継続するためには、天然由来の稚魚に依存せず、人工種苗由来の親魚を用いた採卵と種苗生産の実現が不可欠となっています。

クロマグロの完全養殖モデル

クロマグロ完全養殖事業のビジネスモデル構築に向けた、人工親魚から完全養殖魚の生産、飼料体系の研究を行っています。

人工種苗による養殖システム

完全養殖サイクル

完全養殖クロマグロの出荷を実現

2014年度には人工種苗を親とする完全養殖魚の沖だしに成功し、2017年11月には完全養殖クロマグロの出荷を実現しました。

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